50代を過ぎてから、どこかしら体の不調があったりしませんか?年齢とともに医療費がかかるようになってきているのではないでしょうか。

私も50歳を過ぎてから何かと体の不調が出てきました。大腸ポリープ切除や歯科治療など様々な医療費がかかり、2024年は年間10万円以上の出費に!
身体のことで出費が気になり始める年頃に、どうすれば医療費を抑えられるのか?この記事を読めば、今の医療費を最適化することで、未来の医療費も節約できるメリットがわかります。

健康を維持すれば将来の幸せにつながります。早めの対策で医療費の節約に。悪いところがあればすぐに治療しましょう。
50代女性に多い病気
まずは50代女性の病気について主なものを解説します。
生活習慣病
男女関係なく年齢とともにリスクが高くなります。高血圧、高コレステロール、高血糖など正常範囲を超えたら生活習慣を見直す時期です。
更年期障害
更年期障害は50代女性にとって深刻な不調状態。症状には個人差があるといいます。人によっては仕事を続けられなくなるほどの不調に見舞われるとか。これは人ごとではありません。
婦人科系
子宮筋腫や乳がんなど女性特有の病気では、定期的に検査を受け、経過観察が必要です。
歯の不調
歯周病リスクは年齢とともに高まります。歯周病を治療せず放置すると最後は歯が抜けてしまいます。手遅れになる前に早めに治療してもらいましょう。

私は今年、歯周病治療を開始、3回で完了しました。いつも悩んでいた口臭がなくなりスッキリしました。
やってはいけない!医療費がかさむ原因
通院を先延ばしにする
50代はまだまだ働き盛りで、仕事の忙しさから通院を先延ばしにする方も多いようです。
いよいよ悪化してから受診すると治療期間が長引き、医療費が上がってしまいます。不調を感じたら早めに病院に行きましょう。
健康診断を受けない
定期的な健康診断は病気の早期発見につながります。病気の発見が遅れると治療が困難になり、高額な治療費を払うことになるかもしれません。
病気は早期発見で症状が軽いうちに治すのが一番です。
医療費を抑える工夫5選
健康診断または人間ドックを毎年必ず受診(歯科検診も)
会社員のかたは会社の健康診断を必ず受けましょう。個人事業主のかたは加入している国民健康保険組合や地方自治体が実施する健診を受けましょう。
フリーランスの知り合いで、もう何年も健診を受けていない人がいてビックリすることがあります。病気になったら自分だけでなく、家族にもつらい思いをさせてしまうかもしれないのに…。
医療費控除や高額療養費制度の活用
医療費控除は1年間にかかった医療費が10万円(または所得の5%)を超えた場合に受けられる制度です。ただし、保険金や給付金で補填された金額は差し引く必要があります。
高額療養費制度は医療機関に支払う医療費の上限を超える分が後で支給される制度です。
加入している生命保険に保険金を請求
胃と大腸内視鏡の同時検査で大腸ポリープが見つかり、その場で切除する手術を受けました。事前検査含めて約35,000円の医療費に対し都民共済から25,000円の保険金が還付されたので、実質10,000円の支払いで済みました。
大病院を受診する前にまずは小規模病院へ
紹介状無しで大病院を受診すると、高額な「特別の料金」がかかります。
【対象の大病院】特定機能病院、一般病床200床以上の地域医療支援病院、一般病床200床以上の紹介受診重点医療機関
【初診】医科:7,000円以上、歯科:5,000円以上
【再診】医科:3,000円以上、歯科:1,900円以上
まずは近所の小規模病院やクリニックで診てもらい、紹介状をもらってから大病院を受診すれば、医療費の節約になります。
ジェネリック医薬品で薬代の節約
薬局で聞かれたら、いつもジェネリック医薬品にしてもらっています。お薬手帳も忘れずに持参するとさらに安くなります。
健康診断後の精密検査をどこで受けたらいいか分からなかった時、近所のクリニックに相談に行き、そこでCTやMRI専門の外来施設を紹介していただきました。
医師の紹介状なしで検査を受けていたら、人間ドックと同じ扱いになり高額な費用が発生するところでした。クリニックに相談したおかげで保険適用になり医療費を抑えることができました。
まとめ:病気の早期発見と通院で未来の医療費を節約しよう!
健康診断だけでは発見できない病気もあります。大腸内視鏡検査は、40代になったら一度は受けましょう。歯科検診も忘れずに。歯の状態は体の健康にも影響します。
あなたもぜひ、今のうちから健康にはお金をかけておくことをおすすめします。