私の年金いくら?ねんきん定期便とねんきんネットで見込額や納付履歴を確認する方法

私のお金のこと

毎年の「ねんきん定期便」、ちゃんとチェックしていますか?私のような「おひとりさま女性」のなかには、老後のお金の不安を感じている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

いったいいくら足りないのかな?すぐに確認して対策しないと老後は大変なことになりそう…

老後になってから年金が足りないことが分かっても改善するのは難しいですよね。今すぐ年金額をチェックしてみましょう。

ねんきん定期便とは

ねんきん定期便は、これまでの年金加入期間や将来もらえる見込みの年金額のお知らせです。ハガキ版と電子版があります

毎年の誕生月に送られてくるハガキで確認する

ハガキ版は毎年、誕生月に郵送されます。65歳、70歳、75歳の3パターンの年金見込額を確認できます。

公的年金シミュレーター:ネットで確認する

「ねんきん定期便」はネットでも確認できます。

ねんきん定期便のハガキに印字されている【公的年金シミュレーター二次元コード】をスマートフォンで読み込むと、こちらの画面が表示されます。

▲厚生労働省:公的年金シミュレーター

生年月日(必須)を入力し、「試算する」ボタンを押すと自分の情報ページが表示されます。

▲受給開始年齢を65歳に設定したときの見込額

ネット版はスマホでカンタンに確認できて、シミュレーションもできるところが便利。受給開始時期をずらした場合の見込額を1年刻みで確認できます。

「ねんきんネット」ならもっと詳細に確認できる

ねんきん定期便だけでも受取見込額は分かりますが、自分の年金についてもっと詳細に知るため、ねんきんネットに登録しましょう。20歳からの自分の年金情報が全て記録されています。

ねんきんネット登録方法

ハガキの裏にある、ねんきんネット利用登録のQRコードを読み込むと、ねんきんネットの登録ページに進みます。

▲「ねんきんネット」より:利用登録ページ


マイナンバーカードを持っている場合と持っていない場合で、利用登録の方法が異なります。

ねんきんネットの利用登録は、マイナンバーカードがあると便利です。

【マイナンバーカードあり:ねんきんネットのユーザID不要】
マイナポータルにログインしてトップページの「年金」の項目からねんきんネットへの連携手続きをすると利用できます。私はこちらの方法ですぐにアクセスできました。

【マイナンバーカードなし:ねんきんネットのユーザIDの発行が必要】
新規利用登録のページに進み、ねんきん定期便はがきに記載の「お客様のアクセスキー」(17桁の番号)でユーザID発行後、ログイン利用できます。アクセスキーがない場合はユーザIDの発行申込みをして後日郵送されるしくみです。

加入履歴をしっかり確認しよう

自分の年金の記録が間違っていないか、一通りチェックしておくことをおすすめします。私は転職のときに1ヶ月未加入だったと記憶していましたが、履歴を確認したら2ヶ月分だったことが判明しました。

電子版に切り替えてペーパーレス化できる

ねんきんネットに登録すると、はがき版の郵送を停止登録して電子版に切り替えることができます。私は今年のハガキ版を最後に郵送停止したので、来年からはハガキが来なくなります。

足りない分はどうする?3つの老後資金対策法

自分の年金が月8万円の見込額だと知ったときは「ヤバい!今からどうしたらいいの?」と不安になってしまいました。

現在、少しずつ対策しているところです。様々な金融系の情報を参考に私が実践している年金不足解消法は、以下の3つです。

  • 家計管理で支出を最適化し貯蓄をする
  • 本業や副業で今よりも収入を増やす
  • NISAやiDecoで資産運用をする

どれもすぐに結果が出るわけではありません。でも行動することで不安は解消されていくものです。

家計管理をして支出を減らす

お金を貯めるには家計管理が重要です。Money Forward ME アプリで家計管理をして支出を最適化しています。

働いて今よりも収入を増やす

健康で元気なうちはしっかり働き、将来もらえる年金額を増やします。本業以外に稼ぐ方法を見つけて収入を増やすのも一つの手です。

NISAやiDecoで資産運用をする

NISAやiDecoを活用して、貯蓄の一部をインデックス投資に回しています。長く続けることで、老後を迎える頃には利益が出ると期待しています。

まとめ:自分の年金額を知って老後資金対策しよう

今回は、将来の年金受取額を知る方法と不足する場合の対策方法についてお伝えしました。

ぜひ毎年の「ねんきん定期便」をチェックしてください。できれば「ねんきんネット」にも登録しましょう。

もし老後資金が足りないことが判明しても、今から対策すれば間にあいます。しっかり老後資金を貯めていきましょう。

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