資産形成と聞くと「お金」のことばかりイメージしがちですが、実は 時間も大きな資産。

家事を効率よくこなして時間を生み出してくれるものといえば、ドラム式洗濯機、食洗機、ロボット掃除機ですよね。
ただ、どの家電も、単身世帯が導入するには初期費用が高いものばかり。「時短家電は贅沢じゃない?」とためらっている方も多いと思います。私もそう考えて、何一つ時短家電を持っていません。
でも一人暮らしは、家事を全部自分一人でこなさなければなりません。つまり時間という資産を浪費しているとも言えます。
ここでは、おひとりさまにとって時短家電は資産形成に必要なのか?について本気で考えてみました。いま時短家電の購入を迷っている方の参考になればと思います。
私が「欲しいかも」と思った瞬間
「1人分の家事なんて大した事ない」と思って、時短家電の導入を見送っていましたが、
つい最近、「あったらよかったのに…」と思った瞬間がありました。
それは、体調が悪いときと、仕事が激務だった時でした。
ばね指で家事がつらかった時期
左親指がばね指になったときは、ちょっとお皿を洗うだけでも指に激痛が走って、家事が本当に苦痛でした。
ばね指になると、指の付け根が激しく痛みます。私は家事どころか着替えや入浴も大変で、何をするにも普段の倍くらい時間がかかってしまいました。

このとき「もし食洗機があったら、この痛みに耐えずに済むのに…」と本気で思いました。
ばね指はスマホや家事で手指を使いすぎたり、女性ホルモンの変化も関係しているとのこと。私のようなアラフィフ女性は発症しやすい病気なので気をつけてくださいね。
仕事が忙しくて寝る時間もない時
私は自宅で仕事をしているので、普段は休憩時間に洗濯や掃除できますが、本当に忙しいときは、パソコンに張り付いて、寝る時間を削って作業することがあります。
縦型洗濯機だと、洗濯が終わるのを待ってから干したり、乾いた洗濯物を取り込んでハンガーを外す手間がかかります。

このとき「ドラム式で乾燥まで一気にできれば、少しでも眠れたのに」と感じました。
この経験から、普段は「なくても大丈夫」だと思っていた時短家電も、体調が崩れたり時間に追われていると「導入しておいたほうが長期的にはプラスかも」と考えるようになりました。
時短家電が資産形成に貢献する理由
時短家電を導入すれば、これだけの時間・お金・健康にまつわる資産を生み出してくれます。
- 時間の投資効果
ドラム式で洗濯が週2時間浮けば、年間約100時間の時短効果。
この時間を副業や勉強に回せば収入アップにつながる可能性があります。 - 自炊習慣の継続
食洗機があれば「洗い物が嫌だから外食」という流れを防げます。 - 健康維持=医療費節約
ロボット掃除機で部屋を清潔に保てば、アレルギーやストレスの軽減に。掃除機がけで腰をかがめなくて済むので腰痛持ちの人には優しい。
健康でいること自体が、将来の医療費を抑える最大の節約になります。
時短家電:費用回収シミュレーション例

時短家電で節約できる時間とお金を計算してみました。副業の時給を1,000円で計算しています。
1. ドラム式洗濯機(本体価格 15万円想定)
- 浮いた時間:月8時間 → 時給1,000円換算で 8,000円/月の価値
- 回収期間:約19か月(1年7か月)
2. 食洗機(本体価格 5万円想定)
- 浮いた時間:1日20分で計算し月10時間→ 時給1,000円換算で 10,000円/月の価値
- 自炊が続いて外食減:平日の夕食を外食1,000円→自炊400円に抑えれば、12,000円/月の節約。
- 回収期間:約7か月
3. ロボット掃除機(本体価格 3万円想定)
- 掃除時間の削減:週30分 → 月2時間
- 浮いた時間:時給1,000円換算で 2,000円/月
- 回収期間:約15か月(1年3か月)

食洗機はわりとすぐに費用回収できそうですね。食事は毎日のことなので時短も節約も同時できるのはありがたいです。
まとめ:時短家電は資産形成に必要
私の体験からは『家事が苦痛に感じるとき』『睡眠時間が削られているとき』に、時短家電は資産形成の味方になり得ると感じました。今後は少しずつ時短家電を取り入れてみようと思います。
あなたの生活で一番ストレスの大きい家事は何ですか?そこに投資する価値がありそうです。